応援メッセージ「つばさPOST」
全国の児童福祉施設の先生たちから社会的養護の子ども達や退所者の方々へ向けた応援メッセージをご紹介する「つばさポスト」コーナーです。
それぞれの目標を持ち、期待と不安がある中でも立派に自立された皆さん。これから、沢山悩んでしまうこと、しんどいこと、不安に感じることもあると思いますが、皆さん一人一人には必ず支えになってくれる味方もいることを忘れず、自信をもって自分らしい人生を歩んでほしいと思います。応援しています。
自立とは、何でも自分ですること誰にも頼らないこと、ではないと思っています。1人で抱えてしまうことほど大変で苦しいことはありません。困ったときは相談してください。一緒に解決していこう。
自分の力で生活をしていくことは、自由で気楽なところもあれば、意外とさみしくなる時もあると思います。そんな時がきたら、気軽に連絡を施設や里親さんに取ってみてください。皆さんからの連絡があることが、私達もほっとする瞬間でもあります。その時間を共有できたらいいなと思っています。
一旦休んだり、一旦違う道を行ったり…方法は一つではないので、休むことや逃げることが"悪"だと思わず、自分の気持ちと向き合って考えてみてください。困った時や苦しい時、施設の先生を頼るのも"手"です。
新しい環境の中で生活するというのは体力的にも精神的にもとても負担のかかる事だと思います。ある程度自身の力で乗り越えていかなくてはならない事もありますが、「こんな事で連絡しても良いのかな…?」と思わず勇気をもって「力を貸して」と頼ってみてください。きっと一緒に解決策を探してくれるはずです。
施設を退所して新しい生活はどうですか?楽しいこと、苦しいこといろいろなことがこの数ヶ月の間にもあったと思いますが、コロナの制限も緩和され、これまで我慢してきた分、たくさんのいい思い出をつくってください。まだまだこれからです。多くのことを体験し、その一つ一つを自分が生きていく力としていってください。
最初から1人で出来ることは少なくて当たり前だと思います。時には、周りの力を頼ってみたり、弱音もはきながら、ご自身の道を見つけ歩んでいってください。心と身体の健康を大事にして下さい。私たち職員は、かげながら応援しています。
社会に出ると自由も増えますが、大変なこともたくさんあります。しかし、悩んだ時、苦しいときは1人で悩まず、園の職員、友達、誰でもいいので誰かを頼ってください。必ず力になってくれる人はいます。頼ることは決して恥じることでも悪いことでもありません。みなさんに良い出会いがたくさんあることを願っています。
自立までの道のりも大変なことは多かったと思います。もちろん自立した後も、大変な事はありますが、その分楽しいことも嬉しいこともあると思います。これまで頑張ってきた自分、今、頑張っている自分をきちんと褒めながら生活をしていって下さい。
皆さん、それぞれの道で頑張っていることと思います。困った時には必ずだれかに相談してください。助けてくれる人は必ずいます。私たちもいます。いつまでも、皆さんのことを見守っていますよ!
皆さん、元気にお過ごしでしょうか?一人暮らしや社会人となり、大変な事ばかりだと思ますが、まずは自分の身体を大切にしてください。未来に希望を持ち、大きな夢を描いて生きていってください。
これから先、何度も壁にぶち当たる事があるかと思います。だけど、決して投げやりにならないで下さい。いつでも相談して下さい。きっといい方法が見つかると思います。私達はあなた達を支えたいと思っています。それを忘れないでください。そして、たまには顔を見せに来てください。あなた達の居場所はずっとあり続けます。
社会に出たら、色々な壁があり、ぶつかって挫けてしまいそうになることもあると思いますが、全てを投げ出してしまう前に相談をしてほしいです。困った時にヘルプが出せるのも大人になるという事だと思います。応援してくれている人は周りに必ずいると思います。一人ではないです。共に頑張りましょう。
多くの方に支えられ見守られていることを忘れないでください。夢や目標に向かって色々な事にチャレンジして欲しいと思います。「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れないでください。
退所した後に感じる喜びや楽しみ、悲しみや悩みは皆さんにしか感じ得ないものです。今、頭に浮かんだその人に可能な限りでよいので是非伝えて欲しいと思います。知ること、理解しあうことこそが真に人を大切にすることだと私は思います。喜び合い、悩み合い、語り合い、分かち合い、変えていけることは、行動に移していくことが皆さんと私たちにできることかと思います。
あなたの意見を諦めて、大人の言う通りに生きていく必要はありません。ただ、大人の言うことをよく聞いて覚えておいてください。あなたが社会で困難に直面した時に、その言葉の持つ本当の意味が分かるからです。その言葉は必ず、あなたを助ける力になります。
羽を広げて飛び立って行った子ども達。自分の人生を生きる可能性を諦めず、夢と希望を持って笑って暮らして欲しいと願ってます。どんな事もやってくる試練は自分を高める宝物です。周りに感謝して出会いを大切に。失敗してもやり直せばいい事。羽を休めたくなったらいつでも帰ってきてください。待っていますよ。
何事にも挑戦すること。失敗してもいい。失敗することで学ぶこともたくさんある。その勇気ある一歩で、あなたの未来を変えることが出来る。今を生きよう。
夢を叶える為に進学した子、自立を目指し就職の道を選んだ子、各々が自分で選択した道があるかと思います。自分の想像していた以上に施設を出てから大変な思いをしている子も多いと思いますが、応援している人が必ずいることを忘れず、負けずに自分の道を築いて進んでいってください。
生きていく中で大切なことは素直な心、感謝の気持ちです。人は一人では生きてはいけません。助けてもらうこともあると思います。そんな時には素直に相談をしてください。助けてもらった人々には感謝の気持ちを伝えてください。人を大切にすることは自分も大切にしてもらえることに繋がります。頑張る皆さんを応援しています。
全国の児童養護施設で暮らしている子ども達の中には、自らの将来や退所した後の具体的な進路さえもイメージできず不安でいっぱいの子も少なからずいるでしょう。あなたが今目指している未来は、そんな子ども達にとっての未来像になるでしょう。頑張って、そしてありがとう。
同じ目標を持った集団の中にあっては、自分のマイナス面やできない所だけがクローズアップあれ、気分も滅入ることもあると思いますが、「自分は自分」「人は人」と他人と比べることなく、自分の夢に向かって進んでいってください。
施設を退所した子たちは退所後に施設のありがたみを実感している子も多いと思います。退所後は助けを求める事に躊躇する気持ちもあると思いますが、大きな問題になる前に相談して下さい。きっと快く相談に乗ってくれると思います。一人で悩まないでください。
4月より新たな生活が始まり、もう半年が過ぎようとしています。新しい生活には慣れてきたでしょうか?社会は時に厳しく、大変な事やしんどい事も多いと思います。頑張りすぎず、疲れた時はゆっくり休んでください。自分の人生の主人公は自分自身です。やりたいことや興味のある事を見つけて、たくさんチャレンジしてください。それぞれの夢が叶う事を心から願っています。
施設を出た最初の年の夏が過ぎ、折り返しに入ります。慣れから体調の不調が出る事があるので、これまで以上にご自愛ください。困ったら誰かに頼ってください。見守ってくれている人はいるはずです。一人で頑張りすぎないで下さいね。